ヘーベリアンの道⑧-1 バス見
契約後に行ったバス見
順番がおかしいですが、時間が取れなかったのでそうなってしまいました。
バス見学会
今回の契約の際に、値引きの条件としてバス見学会に参加しないといけません。
バス見学会には、過去に積水ハウスで夢工場というのに行ったことがあります。
ものすごく、私にとっては嫌な記憶です。
バスで移動して遠い場所に移動しました。
最初はシアタールームに移動して、積水ハウスの歴史とか、積水ハウスはここまでやっています。みたいな映像を10分くらい見せられました。
内容が全て積水ハウスのドヤ感で「さぁ、夢のマイホームを皆さんで建てましょう」みたいな・・
なんだそれ、
マイホームは夢じゃないよ
現実が見えてない人達が高い家を買って
念願の夢のマイホームだぁ〜人に自慢したい人がこういう映像に触発されて買うんだなと思いました。
夢工場も、とてもじゃないけど都会では現実離れしている豪邸
田舎じゃあるまいし、こんな家を建てたら一体いくらかかるんだよと思うくらい
担当の営業さんも、本当に微妙で
この夢工場を見せて、私たちにドヤ顔
もっと現実的な家ありませんかとも相談もできず
単に私たちの資金余力がなかったのかもしれませんが、この段階で積水ハウスはないなと選択肢は外れました。
地元の工務店さんにも家の相談していましたが
大手のハウスメーカーは、CMや広告にやたらお金を使うそうです。
そのお金はきっちり、住宅購入代金の中にたくさん入っています。
家を購入する私たちが、その広告代金を肩代わりしているのです。
やはり、知名度とか業界No.1とか何も選択できない人にとってはそれだけで選択の対象になるそうです。
私には全く理解できません。
話はだいぶそれてしまいましたが、ヘーベルハウスのバス見学会はとても面白かったです。
何が面白かったというと、積水ハウスと違って実際に建築中の家を中心に見学する内容でした。
今はどこのハウスメーカーも同じことをやっているのかどうかわかりませんが、30年前に建った家に行き、住んでる人の感想を聞くってそんなことできる?これって衝撃的じゃないですか?
30年前の家でも、外観は古いかもしれませんが
- マンションみたいな温かさ
- 軋んでない床
- 2階と1階の防音
すごすぎるヘーベルハウス
恐るべしヘーベルハウス
ヘーベルハウス自信の現れかもしれません
他のハウスメーカーじゃ30年前の家なんて見せることできないですよね
また、建築中の家にも行きましたが
仕上げ前の状態で鉄骨が剥き出しの状態で
鉄骨がどのように組まれているのか
断熱剤がどのような状態で入っているのか
家で1番弱い窓の構造がどうなっているのか
などなど
1番すごいのは、ヘーベル板ですよね
ガスバーナーで40分以上、火炎をあて続ける実験
- ヘーベル板
- タイル
- サイディング
の3種類で試しましたが、ヘーベル板は厚さ45ミリ?もあるので当然焼けることもなく、ヘーベル板の裏にある断熱剤も全く焼けていません。
あたりまえですが、他の外壁は全部ダメ
まとめ
色々と書きましたが
- 現実的な家づくりが分かる
- 家の凄さが実感できる
- 30年前に建った家が見れる
- 見学は半日で終わるのが拘束時間が短い
ヘーベリアンの道 プロローグ
- 住宅ローンの金利は、お金を貸してもらう代わりに銀行を養ってあげるシステム
- 家を買うと色々な業者が喜ぶシステム
- 繰上げ返済は、手取り早い投資何もよりも優先して返済する
- やはり自分の家は良いもんだ
- まとめ
住宅ローンの金利は、お金を貸してもらう代わりに銀行を養ってあげるシステム
家を買うと色々な業者が喜ぶシステム
- 水道
- ガス
- 電気
- ハウスメーカー
- 外壁塗装
- リフォーム業者
- 各種メーカー
繰上げ返済は、手取り早い投資何もよりも優先して返済する
やはり自分の家は良いもんだ
・戸建は、家の前が駐車場で便利
まとめ
・結局のところノーローンが1番
うちは、今持っている持ち家を早く処分してURに住む計画でいます。
退職とともにまとまったお金で平屋建ての家を買って持ち家ノーローン計画で進めているところです。
ヘーベリアンの道⑨ 契約後 それから〜
ヘーベルハウス 契約から思うこと
- ヘーベルハウス の担当者は間取りについての提案は極端に少ない。
- ヘーベルハウス の躯体構造からいうと極小住宅が得意なのに間取りの提案があまりない。
- 「お金のことは何とかなります」と言いつつ契約を急がせる割には、フォローがあまりない。
- まとめ
ヘーベルハウス の担当者は間取りについての提案は極端に少ない。
以前、気にいった建築事務所(以下E社)がありました。そこはもちろんヘーベルハウスよりも小さなメーカーですが、漆喰などの自然素材を家づくりに使用しているメーカーさんでした。
E社の営業の方はとても対応が良く、こちらの希望を聞きつつ、どのような間取りが良いのかプロの視点からアドバイスをしてくれました。出来上がりの図面も外観のデザインもとても良かったのですが、値段だけが希望に合わず断念いたしました。
ヘーベルハウス の担当者と比べては悪いのですが、E社の担当者は、家の提案から資金の流れ、家のデザインなどの総合力が非常に優れており、ヘーベルハウスの関係者と打ち合わせをしてみるとE社の担当者が優れていたのが良く分かりました。
そもそも、「営業」「設計」「デザイン」が分業制なので、担当営業の力や経験年数がないとトータルコーディネートはできない。
ヘーベルハウス の躯体構造からいうと極小住宅が得意なのに間取りの提案があまりない。
ヘーベルハウスにしようと決断する前にヘーベルハウス の展示場で担当者から話を聞いたところ、「東京に建築することが多く、狭小住宅は得意です」と言われました。
契約の運びとなり、いざ間取りの打合せをしてみても間取りの提案が少ない、持っている引き出しが少ないのか、同じ提案ばかりされる(単に建築面積が狭いだけなのかもしれませんが💦)。
これをつける場合は社外品になって値段が高くなりますなど、ヘーベルハウス の設計者達が考える間取りに近づけたがる。
「お金のことは何とかなります」と言いつつ契約を急がせる割には、フォローがあまりない。
けれども、最終的にはまとまるけど銀行とのやりとりでは額面状にない追加費用がポロポロ出てくる。
まとめ
個人的に、大手のハウスメーカーと小規模の設計事務所の比較をすることが大事なことだと思います。
大手のハウスメーカー(良い部材などが安い値段で建築できるが、間取りなどの細かなフォローができない)と小規模の設計事務所(大手のハウスメーカーより割高になるが、こちらの要望に対してリアクションと提案の数が多い)の両方の話を聞いたほうがいいです。
ヘーベリアンの道⑧ 契約の日
契約
本日は契約の日
あれよあれよとその日に近づきます。
きっと色々な家選びをしてこなかった人には判断に迷い、結局どこのハウスメーカーが良いのか決めきらなかったはず
人によっては
- 木の温もりが感じられる家
日本人として、やはり家を建てるなら絶対に木の家
住宅の性能はもちろん、省エネや太陽光などでエネルギーを作る創エネの先をいき、IT(情報技術)を使って家庭内のエネルギー消費が最適に制御された住宅にして太陽光発電システムや蓄電池などのエネルギー機器、家電、住宅機器などをコントロールし、エネルギーマネジメントを行うことで、CO2排出の削減を実現する省エネ住宅
- 高気密高断熱
家の快適性、光熱費などの省エネ性能、家の長寿命など、様々な機能に複合的に関係している極めて重要な性能
- 重量鉄骨の家
重量鉄骨とは、厚さ6mm以上(一般的には9mmや12mm)の鋼材を使用
構造上、柱が少なくなるので、軽量鉄骨造の家よりも、間取りの自由度が高く、理想の家づくりがしやすいというメリットがありますが、鉄骨の重量が重いため、それを支える地盤が強くなければいけませんし、基礎工事のコストも若干高くなります。
それ以上に、3階建て以上の建物に優れた耐震性があるのも特徴です。
- お洒落な外装
等々、希望の条件はあげたらキリがないはずです。
でも
うちの条件は明確でした。
- 壊れない家
- あったかい家
ただこれだけしかなかったのです。
逆にそのような明確な条件がないと家づくりに失敗してしまう恐れがあります。
家づくりには、知識の武装がどうしても必要です。
メーカーはデメリットを話したがりません(当然です)。知識がないのに家を建てると言うのは、住宅メーカーにとっては本当に良いカモです🦆全て業者の良いなりです。
外せない条件をとことん絞っていかないと家は決め切ることができません。
後悔したくないですもんね、あれもこれも条件を言い出してしまうと結局「うちが外せない条件」というものがブレてしまいます。
うちは中古の家を10年前に購入して、どこの何が嫌だったというところが明確にわかってましたから、外せない条件というものが少ないのかもしれません。
また、そもそも私は家を買うのを反対でした。
なぜかというとローンを組むことにより高い金利を払い、定期的なメンテナンスで大金を払うくらいなら賃貸住宅で10年毎に新しい家に住んだ方がメンテナンス代金もかからないし良いと思っていました。
ただ、子供が生まれて奥さんから「老後に新しい家を建てるのではなく、子供と今住んでいるこの場所で新しい家と思い出を紡いでいきたい」と話をしてきました。
これはさすがに、お金の話では解決できないことなので、それなら絶対に壊れない家を作ろうと決断しました。
家を建てるとなると我が家の条件は・・
- 長年悩まされてきた「寒さ」
- 地震や風水害にも強い「堅牢さ」
この2つの条件をクリアできる「ヘーベルハウス1択」しかありませんでした。
木の家は、地震に強く当然免震で堅牢な家も多いですが、地震で怖いのは「火事」なのです。
そこを勘違いしないで欲しいと思います。
そうなると地震でも大丈夫な家という考え方が変わってきます。
気になる坪単価は
90万円を超えていましたが
30年メンテナンス代がかからない
壊れない
ということを踏まえれば、初期投資は高いかもしれませんが決して高くない買い物だと思っています。
ヘーベリアンの道⑦ 敷地内測量調査後の打合せ
敷地内測量調査後の打合せ
内心めちゃくちゃドキドキしております。果たしていろいろとヘーベルハウスの担当者には注文を付けましたが、いったいいくらになるんだろうと思いながら今日この日を迎えました。
予算はこちら側が要望した金額の28万円オーバー
それでも、予算オーバーしたのには、これだけの費用がかかった理由を丁寧に1つひとつ説明してくれました
- なぜうちの土地に杭が必要なのか
我が家の住んでいる、1種低層住居専用地域は地名に〇〇台と着くことから高台になっており段々畑のような土地です。
道路向かいの家と高低差を作ることにより、充分な太陽光を確保するため道路から1.5メートル程度盛り土していることから、杭が必要とのこと。
でも、前の家は杭なんてなかった。
そもそもそんな工事しなければ150万以上値段が下がる。
と思いましたが、「ヘーベルハウスは軽量鉄骨で木造と違い重いので、土地が支えきれません」
なるほど、そういうことか
・外構、解体、土留セットでかなり費用を抑えてもらった
・必要経費はしょうがない
・言いづらいことを毅然とした態度で言わなくてはいけないし。結局は人と人とのつながりです。
ヘーベリアンの道⑥ 敷地内専門測量
敷地内専門測量
・屋上を作った時の景色の見え方
・この調査をやる意味
150万円〜200万円かけて、土地に杭を打つ必要があるのか。
また、どれくらいの杭を打たなければいけないのか
・上司であるA氏が現地を確認して、新たな間取りの可能性を考えるため。
南を開けると北側斜線で屋上が有意義に使うことができない
南に建物を寄せると、当然南側にベランダが取れない
今のままだと、屋上利用とソーラーパネルのどちらも中途半端になる
旭化成リフォームだと屋上にパネルを後付けできる。
変に違う業者を入れてしまうと長期保証の対象外になってしまうので注意してほしい。
外壁もまた然りで、他社で塗装すると保証の対象外になってしまう。
・この調査、結構うるさいので隣が近い人は結構迷惑なので事前に話をしておいた方がご近所トラブルが少なくなります。
・先日の見積もりの話
見積もりが雑すぎて、施主様に迷惑をかけてしまった。
・ヘーベルハウスの社会的意義について
・壊れない家や燃えない家があるということ。
避難所生活は、本当に過酷なものである!実際に体験はしていないが、話を聞いたり本を読むことで得られる情報は沢山ある。
状況によっては、家族を亡くし悲しみに打ちひしがれながら何十年もローンを組んで建てた家も天災ではローンの支払いがチャラになるわけではないので、住めない家にローンが終わるまで払い続ける!